香港に戻りGalaxy Note 7を受領。交換不要品(バッテリーATL製)で一安心

長い巡業が終わりました。いろいろ溜まってしまっていますが、これからこなしていきます。さて香港に戻って自宅に戻らず真っ先にGalaxy Note 7をゲット。渦中の機種ですが、香港は元々の販売台数が少ないことと、初回5000台以降、9月2日以降に販売したものはバッテリーがAmperex Technology Limited (ATL)製であり、今回爆発事件を起こしたSamsung SDI製では無いため、無事が確認できました。

香港版、Macau版のIMEIからのチェックはこちら→ http://www.samsung.com/hk/note7checking/
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* 上記で確認できるのは「香港で売っている」ではなく香港正規品、Macau正規品です。海外端末輸入業者は仕入れ元が基本的に不明なので、香港業者から買ったからと言って、香港版である可能性は無し。ただ、Expansysなどは「9月2日以降入荷」と言ってたので、香港版なのかな。上にIMEI入れれば判明するでしょう。

今回の事件は昨年12月にトップが交代し、しかも開発出身者ということで衝撃は大きい。また初期対応の遅さは社内の危機管理体制に大きな問題があったということ(断言します)。しかもグループ企業のSamsung SDIの製品が問題を起こしたことはかなり深刻。

ひとまず本件はどれくらい時間がかかるかわかりませんが、取材を続けていく予定。長年追いかけていますから。少なくとも日本発売は現時点では厳しい。元々ネガティブなイメージのある企業だけに、何かあるたびに突っ込まれるでしょう。ブランドイメージどころか、信頼をどう回復するのか。現時点での対応は、個人的には全く満足していません。グローバル向けの会見が望まれます。
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