中国聯通香港の46カ国対応プラン「One」を契約。日本やヨーロッパも基本料金で利用可能

中国聯通香港(China Unicom HK)は2016年春に日本を含む7カ国でデータ共用できるポストペイドプラン「7地合1」を提供開始しましたが、料金はほぼそのままに対応国・地域を46カ国に広げた新プラン「One」を投入。アジアはもちろんのこと、ヨーロッパ各地も基本料金で利用できます。
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プランは変わらず以下の通り(24か月契約)
HK$268/月:1GB
HK$328/月:2GB
HK$398/月:5GB
HK$598/月:10GB

音声通話は香港/中国/Macauが共通。上のプランから500/1000/2000/3000分無料。それに加えて各プランともに台湾/Thailand/Malaysia共通で20分無料。またSwissでもデータが使えますが、別途HK$68/日定額となります。

データ利用の対応国は、
アジア:香港、中国、Macau、台湾、Thailand、Malaysia、韓国、日本、Singapore、Australia
ヨーロッパ:Austria、Denmark、Finland、France、Germany、Greece、Ireland、Italy、Luxembourg、Netherlands、Portugal、Spain、Sweden、United Kingdom、Bulgaria、Cyprus、Czech、Estonia、Hungary、Latvia、Lithuania、Malta、Poland、Romania、Slovenia、Slovakia、Gibraltar、Claw de lop、Martinique Island、Reunion Island、French Guiana、Iceland、Liechtenstein、Norway、Croatia、Mayotte

これだけあればほぼ十分。今後USAやらRussiaの追加も(おそらく)あるでしょう。また既存の7カ国プラン契約者は本プランへのアップグレードが可能です。

上記金額は24か月契約時で、違約金は残存契約期間分。また中国大陸の電話番号はHK$10/月で付与可能で、24か月契約時は無料となります。さらにMTR/トンネルフィーはクレジットカード自動払いでHK$18/月→HK$9/月と半額に。

私も本日香港に戻ってさっそく契約。1GBプランでカード払い、中国番号付与で毎月の料金はHK$277/月となります。これでアジアやヨーロッパへ行っても現地回線を買うまでのつなぎになるし、現地での緊急回線としても利用できます。ちなみに3HKが香港で3G開始した日に契約した回線をここ2年ほど寝かせていたので、MNPしました。

なお中国聯通香港はHK$1000のデポジットで非居住者も契約可能なので、日本在住者で海外が多い人は検討するとよいかもしれませんね。旺角/Mongkok店なら英語が通じやすいのでお勧めです。
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