LG G5の香港正規品実売価格が6万3000円と急激に下落中

何度も書いていますが香港は「メーカー希望小売価格」が実質的に撤廃。その価格で売っているのはメーカーの店だけだという(あとは中小の店舗)。大手家電量販店だけではなくキャリアですら端末は定価より割り引いて販売を行っているわけ。キャリア売りといっても契約不要、単体販売。誰でも何台でも買える。だって端末売ってるだけだから(もちろん「契約割引」の価格では買えません。単体販売品のみ。その単体販売品が定価以下になっているというわけ)。

もちろん人気機種は値引きは無く、価格を見るとその端末の香港での人気度合いもわかるというもの。

そして今、香港メディアでもよく取り上げられているのがLG G5(H860N)の価格低下。発売になったのは4月15日。それからわずか1ヶ月で価格が2割下落。定価はHK$5698(約7万9900円)に対して、大手家電量販店ではHK$4498(約6万3000)で販売中。まあそんなニュースをネットで見ても「まさかそこまで」と思い、約一か月ぶりに戻ってきた香港で昨日量販店を回ったら本当にそこまで下がっていた、というのが下の写真。

実は一部の量販店では発売日にすでにHK$4988にしていたところもあり。直前の予約状況、そして1ヶ月の売れ行きから急激な値引きが行われている模様。

キャリアでも中国移動香港やCSLが同価格で販売。これらの割引は期間限定のキャンペーンではなく現在の店頭販売価格。12月の新競争法発令以降、時間とともに価格が下がるという傾向なので、再び値上がりすることはまず無し。

香港でG5の価格がいきなり下がる=人気がイマ一つなのはは販売戦略のミスか。本体だけでは特色が少ないのに価格設定が高め。またモジュールアクセサリはどちらかを無料でセットにするべき。G5を買ってケースを付けた人が、後からモジュール買うことは無いから(モジュール付けたらケースが付かない)。「LG G5 Music Pack」「LG G5 Camera Pack」みたいな売り方はできなかったものなのか...
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