中国のアップルを目指した「Xiaomi」は復活したのか?Mi5の進化と今後の動きを考える

Engadget掲載記事:Xiaomi Mi5の辛口レビュー。なおタイトル頭はお約束なのでくっついてしまったようです(笑)。Mi5を入手して触った時の最初の印象は「うーん、安っぽいかな」。重量のバランスと質感が「スカスカ」。このまま先進国で出すにしても、価格相応という評価で止まってしまうかも。記事でも書いたように画面解像度がFHDでハイエンド、とは個人的には思えず。WQHDのMiNoteの後継モデル登場に期待したいものの、価格をどこまで引き上げられるか。OPPOやVivoの躍進は高価格なハイエンドモデルも売れるだけのブランドになったから。Xiaomiもその仲間入りをできるかどうか。

なお4G+3Gの同時待受けは日本を考えたわけではなく、中国の4G/3Gの普及度合いを考えると当然か。中国移動のTD-LTEに中国聯通のW-CDMA(契約は4G)、この組み合わせで使うことが多いかも。

そしてMIUI。個人的にはもうAndroid 6.0に対しての優位性は少なく感じるところ。多数のテーマが売りのUI、という位置づけになってきているような。

Mi5はMiシリーズとして久しぶりのヒットモデルになったものの、他社の動向によっては売れ行きに急ブレーキもありうるかも(Meizuの大失態がここにきて痛い)。

山根博士の海外スマホよもやま話:中国のアップルを目指した「Xiaomi」は復活したのか?Mi5の進化と今後の動きを考える
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