中国3キャリアの加入者数増減(2016年2月)

中国3キャリアが3月に発表した2016年2月の新規加入者数と総数のデータ。以前は毎月追いかけていたものの、ここ1年はたまに数値を見るくらいだったので今月からまとめ。

ちなみに中国聯通と中国電信は4G開始後から4G加入者が増えず、4G単独の新規数ではなく「モバイルブロードバンド」として3G+4Gの加入者数を出していたものが、2015年12月からようやく4G単独発表。また中国移動のブロードバンドの数もいつの間にか公表、すでに加入者数6000万とサービス本格開始から1年少しで聯通、電信のすぐ後を追いかける数値に届いているのはさすが。

なお3社とも新規加入者数<4G加入者数なのは、3Gや2Gが純減して4Gへ移行しているから。

さて各社動向。移動は2015年8月に4G加入者数が3G数を逆転、2Gからの移行もここ数か月は毎月1000万と順調。総加入者数に占める4Gの割合は43%に。聯通と電信の4Gはいつの間にか電信が逆転。2社とも4G新規を単月500万台確保していることからしばらくは拮抗した勝負となるか。

中国移動
新規:携帯電話272.8万(4G新規2480.3万)。ブロードバンド140.6万。
総加入者数:携帯電話8億3126.4万(4G総数3億6036.6万。3G総数1億5713.2万)。ブロードバンド5793.1万

中国聯通
新規:携帯電話33.5万(4G新規538.1万)。固定電話 -46.2万。ブロードバンド25.9万。
総加入者数:携帯電話2億5782万(4G総数5480.2万)。固定電話7270.3万。ブロードバンド7256.1万。

中国電信
新規:携帯電話162万(4G新規554万)。固定電話 -61万。ブロードバンド96万。
総加入者数:携帯電話2億62万(4G総数6910万、3G総数7855万)。固定電話1億3347万。ブロードバンド1億1496万。

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